9月13日 9:20~
集中講義「仏教と生活」で典座料理にチャレンジしました。
典座料理とは、曹洞宗の開祖である道元禅師の著作『典座教訓』に基づく精進料理のことです。
曹洞宗僧侶でありNHK「きょうの料理」にも出演される吉村昇洋先生(本学非常勤講師)ご指導のもと、今回は茄子と冬瓜を中心に使った料理に挑戦!!
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【講義中の様子】
○吉村昇洋先生
○調理の様子
○今回の典座料理
(上:焼き茄子の胡麻味噌《主菜》・ズッキーニとパプリカのマリネ《副菜》)
(下:きのこご飯《香飯》・冬瓜のお吸い物《香汁》・茄子の浅漬け《香菜》)
○曹洞宗の食事作法に則り、いただきます。
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典座料理のモットーは、「捨てないこと」。様々なアイデアと技を駆使して食材を余すことなく使いきります。
典座料理は、現代社会でも注目される「勿体ない」(=贅沢をして使えるものを有効に活用せず、無駄にすることを戒める言葉。もとは、仏教用語。)を具現化する料理です。
今回の典座料理体験は、現代社会を生きるうえで参考になりうる貴重な時間となりました。
(人文学部スタッフ)