2016.12.16
発達栄養学科

臨床栄養学実習B 展開食について

病院や介護施設では、高齢の方や嚥下困難な患者さんのために一般食だけでなく

軟菜食やきざみ食、とろみ食なども提供しています。

今回の実習は一般食を軟菜食、さらにミキサー食へと展開させた調理実習を行いました。

はじめに展開食と今回の献立についての説明があり、班で作業することを話し合ったら

調理スタートです。寒天やフードプロセッサー等を使って一般食からミキサー食まで作っていきます。

展開食 説明.jpg

展開食②.jpg

ご飯(ご飯、全がゆ、五分がゆ、重湯)

サラダ(かぼちゃサラダ、含め煮、含め煮皮なし、ミキサー)

ご飯・サラダ.jpg

茶わん蒸し(具入り、梅焼きのみ、具なし)

ポテト(フライドポテト、粉吹きいも、マッシュポテト)

茶わん蒸し・ポテト.jpg

きんぴら(きんぴらごぼう、柔らか煮、ごぼう寒天)

きんぴら.jpg

お浸し(もやし、白菜、白菜葉先のみ)

肉料理(チキンカツ、鶏のホイル焼き、鶏のホイル焼きほぐし)

チキンカツ・お浸し.jpg

魚料理(竜田揚げ、塩焼き、煮魚、ミキサー)

魚竜田揚げ.jpg

麺類(ラーメン、あんかけうどん、煮込みうどん、ミキサーうどん)

ラーメン.jpg

展開食は調理方法や献立を変更させるだけでなく、献立中のエネルギーをコントロールさせたり、

塩分を調整させたものもあります。形は違いますが、

なるべくみんなと同じものを食べられるように工夫します。

展開食試食①.jpg

次回はとろみ剤などを使用したとろみ食・ゼリー食を実習します。

助手 寺川