病院や介護施設では、高齢の方や嚥下困難な患者さんのために一般食だけでなく
軟菜食やきざみ食、とろみ食なども提供しています。
今回の実習は一般食を軟菜食、さらにミキサー食へと展開させた調理実習を行いました。
はじめに展開食と今回の献立についての説明があり、班で作業することを話し合ったら
調理スタートです。寒天やフードプロセッサー等を使って一般食からミキサー食まで作っていきます。
ご飯(ご飯、全がゆ、五分がゆ、重湯)
サラダ(かぼちゃサラダ、含め煮、含め煮皮なし、ミキサー)
茶わん蒸し(具入り、梅焼きのみ、具なし)
ポテト(フライドポテト、粉吹きいも、マッシュポテト)
きんぴら(きんぴらごぼう、柔らか煮、ごぼう寒天)
お浸し(もやし、白菜、白菜葉先のみ)
肉料理(チキンカツ、鶏のホイル焼き、鶏のホイル焼きほぐし)
魚料理(竜田揚げ、塩焼き、煮魚、ミキサー)
麺類(ラーメン、あんかけうどん、煮込みうどん、ミキサーうどん)
展開食は調理方法や献立を変更させるだけでなく、献立中のエネルギーをコントロールさせたり、
塩分を調整させたものもあります。形は違いますが、
なるべくみんなと同じものを食べられるように工夫します。
次回はとろみ剤などを使用したとろみ食・ゼリー食を実習します。
助手 寺川