「産官学食育実践演習」とは
食育の実践に関する講義や演習を多方面から行う科目です。
1回生を対象に9月初旬に集中講義で開講しています。
1日目は青果と水産物などの卸売市場である
「大阪市中央卸売市場本場」に出かけました。
始めに大果大阪青果様からセリについて説明をしていただき
鮮魚、野菜、果物などの中卸売り場を見学しました。
市場見学の後は
株式会社うおいちの下川明日実様による
「魚の供給と流通・鮮度について」の講義をしていただきました。
その後、香川県大阪事務所とJA香川様のご協力により
讃岐うどんに挑戦しました。
香川県大阪事務所の主任である古市様と宮原様のご指導で
学生たちは自分のうどんを打ちました。
小麦粉と食塩水を良く混ぜたあと、足で踏んでこねました。
ねかし、伸ばし、切り出し操作のあと茹でました。
香川県産の青ネギをトッピングし
みんなでおいしくいただきました。
その後、大阪市中央卸売市場食品衛生検査所で
「市場における食品取扱の衛生管理について」
講義をいただきました。
学生からは市場のしくみを知り、とても大変な仕事なんだと思いました。
また朝の3時30分から仕事がはじまることに驚きました。
新鮮な魚や野菜、フルーツを提供するために、
朝早くから食品衛生監視員が検査して安心で安全な食品をセリに出し、
我々消費者のもとに届いているんだと思いました。
自分たちが口にするまでに、
いろいろな方々が手をつくしてくれているということが分かり、
感謝の気持ちが深まりました。と感想がありました。
公衆栄養研究室 堀野