第3回目の調理学実習Bでは、「中華」について学びました。
献立は「炒飯・春巻・焼売・タピオカとココナツミルクのデザート」です。
まず、杉山先生のデモンストレーションを見ます。
↓春雨の種類の違いについてお話しています。
杉山先生のデモンストレーション後、まず初めに学生は炊飯をしていました。また、同時に蒸し器と春巻の準備も始めていました。手慣れてきた様子が窺えます。
春巻の具材に今回は春雨を使っています。春雨が春巻の具から出る汁を吸うことにより、春巻の皮を濡らさずに保ち、揚げた際にカリッと仕上げるために入れています。
春巻の具材を炒めて包んでいる間に、焼売の包みもしていきます。
焼売の豚ひき肉を先週と同様に塩などの調味料でこねていきます。粘り気がでれば、その他の食材を入れて、焼売の皮で包んでいきます。
焼売は潜熱により蒸しています。(潜熱とは、蒸し器が水蒸気で満たされているところに焼売を入れることで、水蒸気が焼売に触れて水に変化します。その際に放出される熱のことを言います。)
次に炒飯と春巻です。春巻はきつね色になるまで揚げます。
炒飯はご飯から粗熱をとり、油で炒めていきます。米を油でコーティングすることで、米の乾燥と結着を防ぎます。
↓学生がフライパンのあおりを行っています。
デザートはメロンを切って盛り付けて完成です。
主食「炒飯」・主菜「春巻」・副菜「焼売」・デザート「タピオカとココナツミルクのデザート」です。
来週の調理学実習Bは「魚の手開きと卵について」です。
助手 的場