今回の調理学実習Bは「お魚料理教室」です。
『愛媛県大阪事業所』の方々や『株式会社うおいち』の方々にお越しいただき、愛媛県に関してや鯛の捌き方・調理方法を教えてもらいました。
赤いエプロンとオレンジの法被の方が愛媛県の方
青のエプロンの方がうおいちの方
まず、愛媛県に関してお話をしていただきました。愛媛県の平成28年度水産品生産量が養殖まだいは全国1位、養殖ぶり類は全国2位となっており、他にも名産物や観光地等に関して教えてもらいました。
今回捌く魚は、愛媛県の宇和海で獲れた「愛鯛」という鯛を愛媛県さんからご提供いただきました。とても立派でキレイな鯛でした。
愛媛県の方に鯛の捌き方をデモンストレーションしていただきました。
どこに包丁を入れるのか、包丁の角度はどのくらいなのかなど分かりやすくご説明していただきました。
次に、愛媛県の方が里芋の皮がレンジで簡単にむけるようになる方法を教えてくださいました。
今回、里芋と干ししいたけもご提供していただきました。
うおいちの方に本日のレシピをご説明していただき、早速調理スタートです。
まず、鯛はうろこを取ってから腹をキレイにします。
頭を落とし、三枚におろしていきます。どんぶり用に鯛の皮は外しておきます。
頭は半分に割って、頭やアラはあら煮やうしお汁に使います。
今回の献立は「宇和島鯛めし・鯛のあら煮・うしお汁」でした。
2クラス合同での授業となり、学生は愛媛県の方やうおいちの方と共にご飯をいただきました。食事中、愛媛県の歌や観光地なども聞かせてもらいました。
また、愛媛県のみかんジュースのでる蛇口を持ってきていただき、学生も喜んでみかんジュースを飲んでいました。
愛媛県大阪事業所の方々、株式会社うおいちの方々に貴重な体験をさせていただけたことは、学生の今後の学業・就職に活かしてもらいたいと考えております。また、学生の勉学のために鯛や里芋・干ししいたけのご提供や資料の配布をしていただけたことにも感謝しております。
さて、来週の調理学実習Bは「松花堂弁当」についてです。
助手 的場