2019.11.25
発達栄養学科

産官学食育実践演習を行いました!Part3

産官学食育実践演習の3日目はカゴメ(株)大阪支店で
「食品企業における食育」として演習を行いました。
まず、営業推進部部長の井出様よりご挨拶をいただき
1.jpg続いて営業推進部課長の岩田様より会社紹介をしていただきました。
2.jpg次に、2チームに分かれ食育料理教室として
「ケチャップ教室」と「オムライス検定」の体験をしました。
Aチームは先にフードプランナーの廣田管理栄養士様の指導で
「ケチャップ教室」から始めました。
トマトを濃縮した市販のトマトペーストに
砂糖、食塩、食酢、玉ねぎペースト等を加え
ケチャップのベースを作ります。
3.jpg4.jpg次に、好みのスパイスを少しずつ混ぜていきます。
このスパイスは合うかな?入れすぎないように・・・
5.jpg6.jpg学生も真剣です。
自分だけのオリジナルなケチャップができました。
あとでフライドポテトやウインナーに付けて食べました。
次にフードプランナーの小林管理栄養士様によるご指導で
「オムライス検定」に挑戦しました。
5-2.jpgさあ、検定の始まりです。
玉ねぎやピーマンは大きさを考えて切り炒めます。
6-2.jpg鶏肉はよく火を通さないと
食中毒を起こしやすいよ!
炒め具合はどうかな?味付けは?
最後にケチャップライスを卵で巻くのは大変!
みんな真剣に取り組んでいます。
7.jpg8.jpgケチャップでお絵かきして完成です。
9.jpg上手にオムライスができました(^o^)V
午後は総務課課長の木下行哉様より
「始めよう朝ベジ生活!延ばそう健康寿命!!」について講義をしていただきました。
ベジチェックという測定器は
掌をセンサーに当てるだけでカロテノイド量を測定でき、
野菜摂取の充足度や摂取量の推定値がわかるそうです。
10.jpg次にフードプランナーの山形管理栄養士様より
「カゴメの食育活動」として
食品企業としてのカゴメが取り組んでいる食育について伺いました。
11.jpg学生からは
「野菜の上手な摂り方を聞きとても参考になりました。
野菜の細胞は丈夫な細胞壁で覆われているので、
サラダなど生でたべても消化しにくい。
しかし、加熱すると細胞壁が壊れやすくなるので
野菜の栄養が吸収されやすくなる。
また、ボリュームを減らせるので野菜を効率よく摂取できる。
今まで、サラダが良いと思っていたが
温野菜も食べようと思いました。」と感想がありました。

                       公衆栄養学研究室  堀野