2019.12.17
発達栄養学科

臨床栄養学実習B 嚥下食

管理栄養士を目指す!相愛大学発達栄養学科の

ブログを見に来てくださりありがとうございます(*- -)(*_ _)

今回は「嚥下食」について学び、お粥ゼリーとお茶ゼリーを作りました。

まずは、「スベラカーゼ」というとろみ剤を使ってお粥ゼリーを作っていきます。

このスベラカーゼは冷やし固めるものとは違い、温かいお料理にも使えるので

口に入れても唾液ですぐには溶け出さない優れものなんです!!( *´ω`* )/

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5~7分粥を作り、お粥の1.5~2%のスベラカーゼと一緒にミキサーにかけます。

2019嚥下食③.jpg2019嚥下食②.jpg

出来上がりはこんな感じで見た目はでろ~んとしています(・∀・;)

2019嚥下食④.jpg

スベラカーゼの入っていないお粥ゼリー(左)と入っているお粥ゼリー(右)を比べてみましょう。

口に中に入れた時や呑み込むときの食感など食べ比べると分かると思います!(^^)!

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お茶ゼリーには「つるりんこ」というとろみ剤を使いました。

つるりんこの分量を1g、2g、3gの3種類の固さのゼリーを作ります。

どの固さが呑み込みやすいでしょうか?

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次は市販の嚥下食を試食してみましょう!!(^^)/

「スムースグルメ」の筑前煮と「あいーと」の筑前煮を食べ比べてみます。

どちらも冷凍食品として注文でき、電子レンジで加熱調理します。

2019嚥下食⑦.jpg

スムースグルメは食材をすりつぶし固めたなめらか食です。

あいーとは特殊な技術で見た目は食材そのものですが、食感はとても軟らかく、

舌でつぶせるほどにまで調整されています。

(写真はあいーとです)

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どちらも噛む力や飲み込む機能が弱くなった方のために作られた商品です。

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飲み込むことが難しい方にとって食事は誤嚥(ごえん)の危険性もあるので、

その人に合った食事の固さや形状の調理方法の知識も必要ですね(*^^*)

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助手 寺川