2020.07.21
発達栄養学科

7/21 調理科学実験~砂糖の調理性~

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今回は【砂糖】についての実験です!

7月21日砂糖 (5).jpg

砂糖には様々な種類がありますが、皆さんが料理などによく使い、

一般的に『砂糖』と呼ぶものが上白糖です。

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今回はその上白糖を用いて実験しました!

砂糖は過熱すると、その温度によって状態が変化します。

その様子を実際に観察しました(^^)/

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砂糖と水を入れた鍋を火にかけて温度を測り、100℃を超えたあたりから

鍋の中の状態、水中に数滴落とした状態、お皿に落とした状態を見ます。

やけどしないよう慎重に(;´・ω・)

7月21日砂糖 (2).jpg

水の中では、高温の砂糖液ほど糸のように固まりました(゚д゚)7月21日砂糖 (3).jpg7月21日砂糖 (7).jpg温度が高くなるにつれて色がグラデーションになっています

7月21日砂糖 (6).jpg

このような温度による変化を利用し、適した料理に用いられます。

例えば、比較的低温での加熱では、

冷めてもさらっとしているので、シロップに

もう少し高温まで加熱して冷ますと、

固まるが柔らかい状態なのでキャラメルに

さらに高温で加熱して冷ますと、飴になります(#^^#)

焦げる直前が、プリンの甘い茶色の部分、カラメルと呼ばれるものです!

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ドーナツやクッキーなどをコーティングしている、

フォンダンと呼ばれる状態の砂糖衣を作る際の

砂糖の結晶の様子を、温度別に見てみる実験もしました。

7月21日フォンダン.jpg

こちらも温度により、結晶の柔らかさ、つややきめ細かさが変化します(^^)7月21日フォンダン (2).jpg

クッキーにフォンダンを塗って食べ、官能評価も行いました!

7月21日フォンダン (3).jpg

混ぜた材料・分量は全て同じですが、

加熱温度によって様々な変化がおこるとても面白い実験でした!

助手 河畑