2020.11.05
発達栄養学科

食品衛生学実験 油脂の酸敗

皆さんこんにちは!

管理栄養士を目指す!相愛大学発達栄養学科のブログを

見に来てくださりありがとうございます。

 

2回生後期に開講される食品衛生学実験をご紹介します。

 

今回は実験紙を用いた油脂の酸敗検査を行いました。

 

即席めんや油脂で処理した菓子には成分規格で、

酸化(AV)と過酸化物価(POV)の基準値がそれぞれ設けられています。

 

4種類のサラダ油(新品、新しいが消費期限が過ぎているもの、使用し1年間保存したもの、長期保存したもの)で、

酸敗の程度を判定します。

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ピンク色の物がPOV試験紙、青色の物がAV-CHECKです。

これらはその名の通り

POVとAVを測定します。

 

AV-CHECKに試薬を付けると、青色だったものが

DSC03216.jpgDSC03220.jpg

黄色に変化します。

 

POV試験紙は、付けてから水で洗い流すと

DSC04290.jpg

紫色に変化します。

 

最後にアブテスターでAVを測定します。

DSC03242.jpg

アブテスターは青色の試薬で、

これを試料が入ったチューブに入れて

良く振ると

DSC03237.jpg

黄色に変化します。

  

結果用紙に反応した色を塗り、

基準値を超えてしまっているもの確認をします。

DSC04291.jpg

新品以外の物は即席めんには使用はできず、

また、長期保存したサラダ油は

お菓子の基準値を超えており使用できない結果になりました。

 

次の実験も頑張って行いましょう!

助手 福井