2020.12.15
発達栄養学科

発達栄養学科 臨床栄養学実習B 腎臓病食

皆さんこんにちは(=゚ω゚)ノ

管理栄養士を目指す!相愛大学発達栄養学科のブログを

見に来てくださりありがとうございます(*- -)(*_ _)


今回は腎臓病食を作りました。

腎臓病食の特徴は高エネルギー、低たんぱく、減塩食です。

たんぱく質にはアミノ酸が多く含まれます。このアミノ酸は旨味の成分になるのですが、

腎臓病食ではこのたんぱく質を減らさなければいけません('ω')ノ

たんぱく質はごはんやパンにも含まれるので、皆さんが普段食べているお米や小麦粉だと

たんぱく質を多く摂り過ぎてしまいます(>_<)

そのため写真のような特殊食品を使ったメニューを作りました。たんぱくを抑えたご飯、パン、マカロニと

マクトンゼロパウダーという油を粉状にしたものです。また、おやつにマクトンプチゼリーも試食しました。

2020腎臓①.jpg2020腎臓②.jpg

♦昼食メニュー♦

・低たんぱくパン、いちごジャム

・野菜マリネ

・カフェオレ

・オレンジ

♦夕食メニュー♦

・低たんぱくご飯

・鶏のトマト煮

・低たんぱくマカロニサラダ

・紅茶寒天

2020腎臓③.jpg2020腎臓④.jpg2020腎臓⑤.jpg2020腎臓⑥.jpg

完成品がこちらです。

2020腎臓昼.jpg2020腎臓夕.jpg

旨味の少ないご飯やパンですが、「意外と食べられる!」

「もう少し量が欲しいけど思ったより味がしっかりしている!」

学生達もイメージしていたよりもおいしかったようです(∩´∀`)∩

もちろん患者さんの好みもありますので個人差はありますが、

最近の特殊食品は美味しく食べられるよう改良されています。

栄養指導をする上でこのような特殊食品の味や調理方法を知っておくことも大切ですね!

次回はアレルギー食について学びます(^^)/

助手 寺川