2022.06.06
発達栄養学科

発達栄養学科 第6回 調理学実習A

管理栄養士を目指す!相愛大学発達栄養学科のブログを

見に来てくださりありがとうございます(*'∀')


今回は魚の三枚おろしに挑戦しました<゜)))彡。

♦ 今回のメニュー ♦

〇 白飯

〇 けんちん汁

〇 さばのみそ煮

〇 きゅうりとわかめの酢の物

〇 水ようかん

今回はさば一匹を捌きます(`・ω・´)ゞ

新鮮な魚の見分け方って知っていますか(。´・ω・)?

鮮魚では、

生臭くなく、目が澄んで濁っていない。

全体に光沢があり、鱗がしっかりついているもの。

身に弾力があり腹部が締まっているもの。

切り身では、

身や皮につやがある。

血合いの色が鮮やかで、包装容器の底に水や血液がたまっていないもの。

等々です。( ..)φメモメモ

お買い物の際、是非参考にしてください(*^▽^*)

市場の美味しいお魚屋さんからご提供いただき、立派なさばです(*´ω`*)

見るからに美味しそうです <゜)))彡

さばのみそ煮

今回は、さばの重量を量り、廃棄率を計算します。

さあ、捌いてみよう(^o^)丿

頭、内臓、血合いをきれいに洗い流し、三枚おろしに挑戦!!

三枚おろしは、上身二つと骨の3つに切り分けます。

ちなみに、二枚おろしは上身と上身骨付きの2つに切り分けます。

三枚おろしの基本は、

腹 ⇒ 背 ⇒ 背 ⇒ 腹

の順番で骨から身を切り離すように包丁を入れていきます。

さばのみそ煮1

初めて三枚おろしに挑戦した学生も多く、SA(Student Assistant:お手伝いに入ってくれている先輩)に教えてもらっている学生も。

さばのみそ煮2

悪戦苦闘しながらも、きれいに三枚おろしの出来上がり(*'▽')

さばのみそ煮3

皮に切り身を入れます。

切り込みを入れることで火が通りやすくさせ、

加熱で身が縮み皮が裂けるのを防ぐこともできます。

煮汁を沸騰させたところに鯖を入れるのがポイントです。

これは、表面のたんぱく質を凝固させ、

煮崩れやうま味、水分の流出を防ぐためでもあります。

さばのみそ煮4

落し蓋をして、調味を均一にするために少ない煮汁をかけながら煮ます。

途中でひっくり返さないのがポイントです(^^♪

さばのみそ煮5

けんちん汁とは何か知っていますか(。´・ω・)?

けんちん汁とは、根菜や豆腐などごま油で炒め、

出汁を加えて煮込み、最後に醤油で味を調えたすまし汁です。

切り方も上手になってきました。

けんちん汁1

けんちん汁

続いて、きゅうりとわかめの酢の物です。

きゅうりに塩を振り脱水させると、調味料を吸収しやすくなります。

今回は三杯酢で和えます。

三杯酢と二杯酢との違いとは(。´・ω・)?

二杯酢は酢と醤油で、三杯酢は酢と醤油に砂糖が入るので甘酸っぱくなります。

きゅうりとわかめの酢の物

合わせ酢は、食べる直前に材料と合わせるのがポイントです(・ω・)ノ

最後は、水ようかん。

湯吞みなどにラップをしいておき、

鍋に粉寒天、水を入れてよく混ぜ、沸騰させる。

寒天の溶解温度が90℃なので、一度沸騰させることがポイント♬

沸騰すれば、こしあん、砂糖、塩を入れ混ぜる。

甘味をより強く感じられるので、塩を少々入れることもポイント♬

これを、味の対比効果といいます。

粗熱を取り、ラップをしいた湯吞みに入れ、

輪ゴムで止めて、冷やし固めたら出来上がり。

水ようかん

さあ、全て完成です♪

見本

さばのみそ煮は、骨が多く残っている学生もいたかもしれませんが、

自分達で捌いた頑張りですね(੭´・ω・`)੭⁾⁾

本日もお疲れ様でした(*^-^)

次回もお楽しみにヾ(≧▽≦)ノ

助手 吉川