2023.07.03
発達栄養学科

発達栄養学科 第11回 調理学実習A 特別授業 防災クッキング

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見に来てくださりありがとうございます(*'∀')


今回は大阪ガスネットワーク株式会社による特別授業です(。◕ˇдˇ​◕。)/

「防災講話・防災調理実習」を授業内で実施していただきました。

自然災害の多い日本で、

暮らしを支えるライフラインが突然止まってしまうことが

いつ起こりうるか分かりません。

その際に、生き抜く知恵と力が身につくように、

身近な物を使って災害をのりきる方法をいろいろ考え、また教えて頂きました。

防災講話では大阪ガスネットワーク株式会社大阪導管部・地域コミュニティ室の担当者が

ライフラインが止まった時のトラブルの解決方法、

役立つ防災アイテムやアイデアなどのお話をしていただきました。

防災クッキング

防災クッキング2

防災クッキングは、大阪ガスクッキングスクールの講師より、

缶詰や乾物など長期保存ができる食材を使ったメニューを実習しました。

防災クッキング1

♦ 今回のメニュー ♦

〇 アイデアばらずし

〇 サバ缶とキャベツのホイル焼き

〇 手作りみそ玉でおみそ汁

〇 こうや豆腐deみたらし

アイデアばらずしは、

無洗米を使用し、お鍋で炊きます。

蓋が無いお鍋は、アルミ箔で蓋を作ります。

干しシイタケはハサミでカットし、トウモロコシの缶汁も利用します。

防災クッキング3

トウモロコシの実と鮭フレークをのせ、炊き上げます。

防災クッキング4

炊き上がれば米酢を振りかけて混ぜこみます。

防災クッキング5

ゆで卵と焼きのりでデコレーションして出来上がり♬

サバ缶とキャベツのホイル焼きは、

水戻し不要のめひじきはビニール袋にいれて、適量の水を加えて柔らかく戻し、水気を絞ります。

キャベツは手でちぎり、芯と青ネギはハサミでチョキチョキ。

防災クッキング6

アルミ箔にオリーブオイルを薄く塗り、キャベツ、サバ、蒸しサラダ豆をちらし、

サバの缶汁と醤油をかけてつつみ、

防災クッキング7

フライパンにならべ、蓋をして弱火にかけ出来上がり。

防災クッキング8

災害時は、衛生的な調理が大変なので、

調理するときの工夫や水の節約を考える必要があります。

食材をはさみでカットしたり、

ビニール袋の中で仕上げることにより洗い物が減り、水の節約になりますね(^^)♪

ライフラインが止まってしまうと、どうしても炭水化物に偏りがちに。

ひじきは、鉄分や食物繊維も豊富で、

高野豆腐の主成分は、たんぱく質と脂質で、栄養素も高く、

積極的に献立に取り入れたい一品ですね(^_-)-☆

手作りみそ玉でおみそ汁は、

ビニール袋の中で作ります。

合わせ味噌、カットワカメ、かつお節、とろろこんぶ加えて

防災クッキング9

丸めて器に盛り、お湯を入れたら出来上がりという簡単さ(^^♪

防災クッキング10

かつお節は旨味があるので、是非入れましょう。

ワカメ、切干大根、とろろ昆布、梅干しなどアレンジ多数(^o^)丿

みそ玉は、戦国時代に活躍していた携帯型の保存食だそうで、

何百年もの歴史を持つ日本の伝統のものだそうです☆

丸めて冷蔵庫で保存しておくと、

おみそ汁が欲しいときに直ぐに出来上がるので便利ですね。

最後に、こうや豆腐deみたらしです。

ビニール袋に高野豆腐と水と砂糖を入れ、もどします。

防災クッキング11

温めたフライパンで高野豆腐をこんがり焼きます。

防災クッキング12

みたらしは、ビニール袋の戻り汁をつかい、とろみがつくまで火にかけ、

きなこを振り出来上がり。

防災クッキング13

災害中、甘いものを食べると、やっぱりホッとするみたいです(*^-^*)

乾物は栄養価の高いものも多く常に蓄えておくと便利なので、

日頃から食べて、無くなった分を買い足し、

一定量をストックすることをおススメします。

美味しそうに出来上がりました(´艸`*)

見本

学生も楽しそうです。

学生

本日は、なかなか学ぶことが出来ない貴重な実習となりました (*^-^)

助手 吉川