管理栄養士を目指す!相愛大学発達栄養学科のブログを
見に来てくださりありがとうございます(*'∀')
今回は大阪ガスネットワーク株式会社による特別授業です(。◕ˇдˇ◕。)/
「防災講話・防災調理実習」を授業内で実施していただきました。
自然災害の多い日本で、
暮らしを支えるライフラインが突然止まってしまうことが
いつ起こりうるか分かりません。
その際に、生き抜く知恵と力が身につくように、
身近な物を使って災害をのりきる方法をいろいろ考え、また教えて頂きました。
防災講話では大阪ガスネットワーク株式会社大阪導管部・地域コミュニティ室の担当者が
ライフラインが止まった時のトラブルの解決方法、
役立つ防災アイテムやアイデアなどのお話をしていただきました。
防災クッキングは、大阪ガスクッキングスクールの講師より、
缶詰や乾物など長期保存ができる食材を使ったメニューを実習しました。
♦ 今回のメニュー ♦
〇 アイデアばらずし
〇 サバ缶とキャベツのホイル焼き
〇 手作りみそ玉でおみそ汁
〇 こうや豆腐deみたらし
アイデアばらずしは、
無洗米を使用し、お鍋で炊きます。
蓋が無いお鍋は、アルミ箔で蓋を作ります。
干しシイタケはハサミでカットし、トウモロコシの缶汁も利用します。
トウモロコシの実と鮭フレークをのせ、炊き上げます。
炊き上がれば米酢を振りかけて混ぜこみます。
ゆで卵と焼きのりでデコレーションして出来上がり♬
サバ缶とキャベツのホイル焼きは、
水戻し不要のめひじきはビニール袋にいれて、適量の水を加えて柔らかく戻し、水気を絞ります。
キャベツは手でちぎり、芯と青ネギはハサミでチョキチョキ。
アルミ箔にオリーブオイルを薄く塗り、キャベツ、サバ、蒸しサラダ豆をちらし、
サバの缶汁と醤油をかけてつつみ、
フライパンにならべ、蓋をして弱火にかけ出来上がり。
災害時は、衛生的な調理が大変なので、
調理するときの工夫や水の節約を考える必要があります。
食材をはさみでカットしたり、
ビニール袋の中で仕上げることにより洗い物が減り、水の節約になりますね(^^)♪
ライフラインが止まってしまうと、どうしても炭水化物に偏りがちに。
ひじきは、鉄分や食物繊維も豊富で、
高野豆腐の主成分は、たんぱく質と脂質で、栄養素も高く、
積極的に献立に取り入れたい一品ですね(^_-)-☆
手作りみそ玉でおみそ汁は、
ビニール袋の中で作ります。
合わせ味噌、カットワカメ、かつお節、とろろこんぶ加えて
丸めて器に盛り、お湯を入れたら出来上がりという簡単さ(^^♪
かつお節は旨味があるので、是非入れましょう。
ワカメ、切干大根、とろろ昆布、梅干しなどアレンジ多数(^o^)丿
みそ玉は、戦国時代に活躍していた携帯型の保存食だそうで、
何百年もの歴史を持つ日本の伝統のものだそうです☆
丸めて冷蔵庫で保存しておくと、
おみそ汁が欲しいときに直ぐに出来上がるので便利ですね。
最後に、こうや豆腐deみたらしです。
ビニール袋に高野豆腐と水と砂糖を入れ、もどします。
温めたフライパンで高野豆腐をこんがり焼きます。
みたらしは、ビニール袋の戻り汁をつかい、とろみがつくまで火にかけ、
きなこを振り出来上がり。
災害中、甘いものを食べると、やっぱりホッとするみたいです(*^-^*)
乾物は栄養価の高いものも多く常に蓄えておくと便利なので、
日頃から食べて、無くなった分を買い足し、
一定量をストックすることをおススメします。
美味しそうに出来上がりました(´艸`*)
学生も楽しそうです。
本日は、なかなか学ぶことが出来ない貴重な実習となりました (*^-^)
助手 吉川