管理栄養士を目指す!相愛大学発達栄養学科ブログを
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今回は「摂食嚥下障害者の栄養管理」について学びました。
嚥下(えんげ)とは?(・・?
通常は食べ物を口に入れて歯で噛み、唇や舌を使って呑み込みやすいように形を作って、
ごっくん!と呑み込みます。この動作を嚥下といいます。
この「ごっくん!」のときにうまく呑み込めず、気管の方へ入ってしまうことを
誤嚥(ごえん)といいます。むせて咳きこんでしまった!という経験...
皆さんも一度はあるのではないでしょうか?
赤ちゃんや高齢者の方は気付かないうちに誤嚥をしてしまうことがあるので
食事介助のときには注意が必要です。
では、実際に嚥下障害を想定して、柿の種を唇や舌を使わず噛んでみます。
なかなかうまく噛めないし、呑み込めません(´□`;)
今度は上を向いて噛み、呑み込んでみます。
「わぁ~、むせそう!」若くて元気な学生たちでも呑み込みづらそうでした(+_+。)
口の中や周りの筋肉が衰えてくると噛む力や呑み込む力も衰えます。
舌や唇を使って食べ物を食べる大切さ、飲み込むときの姿勢の正しさを
しっかり分かってもらえたと思います。
次に自助食器をみてもらいました。
自助食器とは手指が不自由な方のために工夫された食器です。
滑りにくいお皿やコップ、口に運びやすいように最初から曲がっているスプーン、
握りやすいお箸など様々な種類があります。
このように少しの助けがあれば自分で食事ができる嬉しさや楽しさを
理解できる管理栄養士になってほしいです。
体験できたことでより大切さを分かってもらえたと思います。
助手 寺川