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今日はエネルギー代謝について学びました。
皆さんが生活しているこの地球で、大気中に含まれる酸素や二酸化炭素などは
どのくらいの割合で含まれているでしょうか?
酸素(O2)は約21%、二酸化炭素(CO2)は約0.04% と言われています。
今回は安静時のエネルギー代謝量と運動している時の心拍数の変化等を測定しました。
動物には基礎代謝量というものがあり、これはただ横になって息をしているだけでも消費されるエネルギー代謝量の事です。
つまり寝ていても心臓は動いたままだし、脳も働いていますのでエネルギーを使っているという事ですね。
では、安静にしているときの代謝量を測定します。
まずは、ダグラスバッグという袋の中に入っている空気を抜きます。
ここまで小さく折りたたんでしっかり全部出し切ります。
できたら5~8分間、専用のマスクをつけてダグラスバッグに呼気を貯めます。
スタートは班のメンバーと協力して同時にダグラスバッグのコックを開けます。
8分間でここまで溜まりました。
その後、ガス分析装置で酸素濃度や二酸化炭素濃度を見てみましょう!!
こちらがガス分析前の大気中のガス分析数値です。
こちらがダグラスバッグの中に溜めた呼気のガス分析数値です。
酸素と二酸化炭素の濃度に差があるのがわかるでしょうか?
最後に呼気量を測ります。ダグラスバッグの中の呼気を全て出し切ります。
測定して出たそれぞれの数値を計算式に当てはめると基礎代謝量を算出することができます。
次は運動をしている時の心拍数がどのように変化するのかを調べます。
被験者の人に心拍計を着けてもらい、自転車をこいでもらいます。
1分経過ごとに徐々に自転車のペダルに負荷がかかっていき、
最後は自転車で坂道を登っているくらいの負荷がかかります。
運動前の心拍数は90くらいでしたが、運動後の心拍数は150近くまで上がりました。
安静時の時と比べてかなり高くなりました!
運動の強度に合わせて身体に起こる変化を知り、子どもからお年寄りまで
それぞれに合った運動のプログラムを考えることも大切ですね
助手 寺川