2024.06.10
発達栄養学科

管理栄養学科 第8回 調理学実習A

商品開発もできる管理栄養士を目指す!相愛大学管理栄養学科のブログを

見に来てくださりありがとうございます(*'∀')


今回は洋食料理に挑戦です(=゚ω゚)ノ

♦ 今回のメニュー ♦

〇 パン

〇 鮭のムニエル

〇 かぼちゃのポタージュスープ

〇 コールスローサラダ

〇 フルーツゼリー

先ずは、かぼちゃのポタージュスープ

玉ねぎ、かぼちゃを薄切りにし、

バターを溶かした鍋に入れ、玉ねぎは透明になるまで炒め、次にかぼちゃを入れます。

ポタージュスープ

薄力粉をからめていき、かぼちゃが柔らかくなるまで煮ていきます。

ポタージュスープ1

柔らかくなり、粗熱が取れたら牛乳を入れ、ミキサーへ

ポタージュスープ3

美味しそうなポタージュスープに変身です(*'ω' *)

ポタージュスープ2ポタージュスープ4

かぼちゃ以外にも、いろんなポタージュスープが出来ます。

その時のポイントは、玉ねぎや白ネギなど、

ねぎ系を入れることにより、甘味が増します。

始めに炒めて甘くしたらより美味しくなりますよ(^_-)-☆

続いて、コールスローサラダです。

キャベツは繊維に沿って千切りにし、

サラダ

水にさらします。

これは浸透圧の作用で、

キャベツの細胞内に水分を入れることにより、シャキッとさせます。

お手製ドレッシングを混ぜたら出来上がり♬

サラダ1

続いて、鮭のムニエル

突然ですが、鮭は赤身の魚?白身の魚?(。´・ω・)?

正解は、鮭は白身魚です(・ω・)ノ

まぐろ、かつおなどの赤身魚は味が濃厚で血合い肉が多く、

筋肉色素のミオグロビンを多く含んでいます。

一方、たい、ひらめ、たらなどの白身魚は、

味が淡白で、血合い肉や筋肉色素ミオグロビンが赤身魚よりも少なく、

肉基質たんぱく質(コラーゲン)の割合が多いのが特徴です。

鮭の紅色は、ミオグロビンではなくアスタキサンチンによるものなのです。

ムニエルとは、フランス語で粉屋という意味で、

魚に小麦粉をまぶして、バターで焼いた料理のことです(=゚ω゚)ノ

早速、鮭に薄く小麦粉をまぶし、

ムニエル

焼いていきます。

ムニエル1

魚の表面に薄力粉をまぶして焼くと、表面に膜ができ、

魚のうま味成分や水分の流出を防ぎ表面はカリッと、中はフワッと焼き上げてくれます♬

ムニエル2

最後はフルーツゼリー

凝固剤としてゼラチン、寒天、カラギーナン(アガー)があり、

カラギーナン(アガー)は、寒天とゼラチンの間の硬さで粘弾性があります。

また、アガーはたんぱく質分解酵素の影響を受けにくく、生の果実をでも凝固します。

生のパインアップル、キウイフルーツなどは、たんぱく質分解酵素であるプロテアーゼを含んでいるので、ゼラチンゼリーでは凝固しにくくなります。

今回のアガーは、新田ゼラチン株式会社よりご提供いただきましたクールアガーを使用します。

ゼリー

フルーツをカットしゼリー型に入れ、

アガーと砂糖はよく混ぜておきます。

ゼリー1

鍋に水とアガーと砂糖を入れよく混ぜて火にかけます。

ゼリー2

沸騰すれば火を止め、粗熱を取りレモン汁を入れ混ぜ、

型に流し冷やし固めたら、完成です。

ゼリー3ゼリー4

美味しそうに出来上がりました(´艸`*)

学生学生1学生2学生3

本日もお疲れ様でした(*^-^)

次回もお楽しみにヾ(≧▽≦)ノ

助手 吉川