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2024.07.02
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発達栄養学科

管理栄養学科 2024年度 高大連携授業 ~幼児食と高齢者の食事の違い~

商品開発もできる管理栄養士を目指す!

相愛大学管理栄養学科のブログを見に来てくださりありがとうございます☆彡


6月26日、相愛高校と相愛大学の連携授業を実施しました!

「幼児食と高齢者の食事の違い」をテーマに調理実習を行いました(*^^*)

今回のメニューは、【ご飯、野菜スープ、豆腐ハンバーグ、牛乳ゼリー、お茶】です。

同じメニューを幼児食と高齢者食に分けて調理し、違いを体験してもらいました。

幼児食と高齢者食の調理方法や献立作成には、それぞれ気をつけるポイントがあります!

〇幼児食:具材を小さく切る・味付けはシンプルにする・量に気をつける など

〇高齢者食:具材は軟らかくする・誤嚥が起こりやすいのでまとまりを良くするために、とろみをつける・味付けは濃くなりすぎないようにする など

~調理風景~

幼児食

具材は小さく切ります

高大24.6.26①.jpg

豆腐ハンバーグは、小さく成形しよく火を通します

高大24.6.26②.jpg

スープの味付けもシンプルに

高大24.6.26③.jpg

高齢者食

豆腐ハンバーグの具材を炒め、ミキサーでペースト状にしたら

とろみ剤を加えてバットで冷やし固めます

高大24.6.26④.jpg高大24.6.26⑤.jpg

豆腐ハンバーグのソースにもとろみ剤でとろみをつけます

高大24.6.26⑥.jpg

ご飯に水を加え火にかけて、おかゆにします

高大24.6.26⑦.jpg

牛乳ゼリーもムースの様なのど越しになるよう、とろみ剤を加えてしっかり火をいれて冷やし固めます

高大24.6.26⑧.jpg

~出来上がり~

幼児食

高大24.6.26⑨.jpg

高齢者食

今回はお茶にもとろみ剤を加えて試飲しました。

高大24.6.26⑩.jpg

生徒の皆さんからは、ハンバーグが嚥下食にできることにびっくりした、

食感が面白かった、とても貴重な経験ができたなどと感想を頂きました(*^_^*)

同じメニューでも形態を変えることにより、年齢や状態に合った食事が提供できます。

栄養士・管理栄養士には、献立や栄養素について考えることだけでなく、

食事を安全に口に入れて飲み込むことができるよう調理するスキルも欠かせません。

大学の授業では、ライフステージ栄養学や臨床栄養学などの科目で

様々な対象者に合わせた食事提供について学ぶことができます(^^)/

助手 河畑