商品開発もできる管理栄養士を目指す!
相愛大学管理栄養学科のブログを見に来てくださりありがとうございます。
今回は2回生前期の食品学実習の授業を紹介します。
今回は卵の起泡性、凝固性について勉強し、
スポンジケーキとアングレーズソースを作りました。
スポンジケーキは、
卵を卵白と卵黄それぞれ泡立てたから合わせる別立て法と
全卵一緒に泡立てる共立て法の2種類を作り比べてみました。
卵白は少しでも油が入ったら泡立たないので、しっかりと器具を洗い、
また、卵を割る際も卵黄が割れて入ってしまわないように気を付けて泡立てました。
どの班もツノが立つくらい綺麗に泡立っていました。
生地を型に入れて、焼いて行きます。
焼き時間は生地への空気の入り次第で変わってくるので、様子を見ながら焼いて行きます。
アングレーズソースは、
カスタードクリームと似ていますが、カスタードクリームに使われる小麦粉を使わず、卵、砂糖、牛乳、バニラエッセンスで作ります。
加熱しすぎてしまうとダマになってしまうので、熱の入れすぎには注意が必要です!
弱火でじっくりと熱を加えていき、
82℃以上になると卵が固まってしまうので、70℃後半になると火からおろして余熱で熱を加えます。
アングレーズソースを作っている間にスポンジケーキが焼きあがりました。
断面を比べて見ると
別立て法の方は大きな気泡があり、共立て法の方は細かい気泡がありますね。
食べ比べてみると、別立て法はふんわりとした食感で、共立て法はしっとりとした食感でした。
違いを比べてからアングレーズソースを付けて食べました。
とてもおいしそうに食べていました。
ぜひ、お家でも作ってみてくださいね。
助手 福井