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今回の授業では「ミキサー・刻み食とゼリー食」ということで嚥下食を作りました。
高齢者や食べ物を上手に呑み込めない患者さんのために写真のようなとろみ剤などを使って調理します。
本日のメニューはこちら↓↓↓
★お粥ゼリー(うめびしお付き)
★鶏じゃが
★小松菜お浸し
★お茶ゼリー
病院や高齢者施設ではよく利用されているとろみ剤ですが種類も様々で、
今回使用した「スベラカーゼ」というとろみ剤は下記のような特徴があります。
・ミキサー食やでんぷん食品特有のべたつき感を改善できる。
・温かいお料理にも使える。
・唾液による影響が少ない。
・冷凍保存ができる。
・でんぷんを多く含まない食品やみそ汁などにも使える。
出来上がったお粥に規定の分量を量ったスベラカーゼを入れ、ミキサーにかけます。
するとこのようになお粥ゼリーができあがります。
鶏じゃがと小松菜のお浸しはそれぞれミキサーにかけたミキサー食と5㎜角に刻んだ刻み食と2㎜角に刻んだ極刻み食にしました。
お茶ゼリーは「つるりんこ」というとろみ剤を使いました。
温かいお茶でも冷たいお茶でもゼリー状にできます。
完成したものがこちらです↓↓↓
こちらが鶏じゃがが刻み食、小松菜のお浸しをミキサー食にしています。
そしてこちらが鶏じゃがをミキサー食、小松菜のお浸しを刻み食にしています。
試食した学生は普段食べたことのない食感にびっくりしていました!!
ミキサー食やゼリー食はなかなか食べる機会がないと思いますので今回の授業でとてもいい勉強になったと思います。
助手 寺川