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今回は膵臓病食(急性期)の調理実習を行いました。急性膵炎の術後は基本的には絶飲食(何も食べない・飲まない)です。
術後の経過が良好で、少しずつ口から食べ物を食べ始めるのに流動食から始めて、回復期になると軟菜食へと移行していきます。
メニューは下記の通りです。
★重湯
★すり流し汁
★野菜スープ
★葛湯
まずは、流動食の重湯を作ります。
ほとんどの学生がお米からお粥を炊いたことがないとのことで、ここでしっかりマスターしておきましょう!
調味料も自分たちでしっかり計量します。
野菜スープは野菜を柔らかくなるまで煮てからミキサーにかけます。
葛湯はお水で葛粉と砂糖をしっかり溶かして透明になるまで火にかけて混ぜ続けます。
完成品がこちらです。
流動食はほとんど水分のみの食事ですね。
術後の絶飲食から流動食で食べ物を口にできるようになり、回復期で固形物を噛んで呑み込めるようになると食べた満足感が得られます。
自分で食べ物を食べられる幸せ、食事の大切さについてしっかり学んでもらえたと思います。
助手 寺川