2024.12.06
管理栄養学科

管理栄養学科 臨床栄養学実習B 膵臓病食(急性期)

商品開発もできる管理栄養士を目指す!相愛大学管理栄養学科のブログを見に来てくださりありがとうございます(*- -)(*_ _)


今回は膵臓病食(急性期)の調理実習を行いました。急性膵炎の術後は基本的には絶飲食(何も食べない・飲まない)です。

術後の経過が良好で、少しずつ口から食べ物を食べ始めるのに流動食から始めて、回復期になると軟菜食へと移行していきます。

メニューは下記の通りです。

★重湯

★すり流し汁

★野菜スープ

★葛湯

まずは、流動食の重湯を作ります。

ほとんどの学生がお米からお粥を炊いたことがないとのことで、ここでしっかりマスターしておきましょう!

2024膵臓病食③.jpg調味料も自分たちでしっかり計量します。

2024膵臓病食①.jpg2024膵臓病食②.jpg野菜スープは野菜を柔らかくなるまで煮てからミキサーにかけます。

2024膵臓病食④.jpg葛湯はお水で葛粉と砂糖をしっかり溶かして透明になるまで火にかけて混ぜ続けます。

2024膵臓病食⑤.jpg2024膵臓病食⑥.jpg

完成品がこちらです。

2024膵臓病食⑦.jpg

流動食はほとんど水分のみの食事ですね。

術後の絶飲食から流動食で食べ物を口にできるようになり、回復期で固形物を噛んで呑み込めるようになると食べた満足感が得られます。

自分で食べ物を食べられる幸せ、食事の大切さについてしっかり学んでもらえたと思います。

助手 寺川