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今日は前期3回生から開講の臨床栄養学実習Aの授業を紹介します。
この授業では病院に入院している患者さんや高齢者の方に向けた栄養管理方法などを学ぶ実習です。
今回は「医療コミュニケーション」について学びました。
はじめにクラスみんなでじゃんけんをします。全員同じものを出せるまで終われません。何回目で揃うかな?
このゲームはチーム医療の現場で必要な技術です。
みんなで同じもの出さなければいけないときに自分1人だけが違うものを出し続けるとどうなるでしょう?
いつまで経っても終われず、時間だけが過ぎていきますよね。まわりを見て、自分の立場や役割をしっかり把握しましょう。
次は隣の席の人とペアになり、1人はあるものを見ながら口頭だけで説明します。ジェスチャーなどは禁止です。
もう1人の人は話さず言われたことをそのまま紙に書きます。聞き返したりリアクションを取ったりしてはいけません。
さぁ、結果はどうなるでしょうか?
このゲームは人に伝えるためのコミュニケーション技術を鍛える訓練です。
みんな答え合わせをしてみると「そんなつもりで言ったんじゃないのに~!」
「こう言ってくれたら書けたのに~!」もやもやした気持ちになっていました。
分かりやすく伝えることの難しさを実感してもらえたと思います。
最後は6チームに分かれてカードゲームを行います。
真ん中の机にいろんな色のカードが並べられています。
ルールは各チームの代表者1人がじゃんけんをします、1番に勝ったら好きなカードを3枚もらえます。
2番に勝ったら2枚もらえます。3番目に勝ったら1枚もらえます。
残りのチームはカードをもらえません。これを繰り返していき、カードの両面に書かれているクイズに答えてもらいます。
じゃんけんが強いチームはカードをどんどん集めて行きます。クイズに答えるにはたくさんカードを集められたチームが有利ですね。集めている途中で答えが分かり、勝ち抜けて行くチームもいます。いろんな色のカードを集めているチームもいてなかなか揃いません。
では、残ってしまったチームはどうしたらよいのでしょうか?
また、早々に勝ちぬけたチームは自分たちが終わったからといって黙って見ているだけよいのでしょうか?
チーム内で協力し合うことはもちろんですが、チーム同士で協力して他チームのカードも完成できるように助けてあげることもとっても大切です。
これらのゲームは実際に医療現場の医療訓練として行われます。
患者さんに寄り添って栄養指導ができる管理栄養士になってほしいですね。
頑張れ!未来の管理栄養士たち☆彡
助手 寺川