この度、天王寺楽所雅亮会が2020年度の「伝統文化ポーラ賞(地域賞)」を受賞されました。
この賞は、公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団が、伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能・行事など、人間の「わざ」そのものである無形文化財を支えてきた方々を各分野で見出して顕彰するもので、今年で 40 回目を迎えるものです。
聖徳太子縁の地である大阪四天王寺は、千年以上の長きにわたり、雅楽を伝承してきた歴史を有しますが、天王寺楽所雅亮会は毎年の四天王寺における「聖霊会」、「篝の舞楽」、「経供養」をはじめとする奉納舞楽を担当するほか、国内外における公演活動を通して雅楽の普及事業を展開して来られました。
このたびの受賞は、大阪における雅楽の保存・伝承に関する長年の貢献を顕彰されたものです。
本学においては、同会所属の小野真龍先生、林絹代先生、髙木了慧先生に非常勤講師として音楽学部における雅楽授業をご担当いただいているほか、本学卒業式典における雅楽演奏監修をお願いするなど、天王寺楽所雅亮会とは長年、緊密な連携関係にあります。
さらに、2019年度から始まった本学における文化庁助成事業「伝統芸能コーディネーター育成プログラム」では、連携団体としてご協力いただいています。
ここに、みなさまにお知らせしますと共に、同会の今後ますますの御活躍を願っております。
公式プレスリリース
https://polaculture.weblogs.jp/blog/
2020.09.08
お知らせ