基礎と現場経験を重視したカリキュラムのもと、食環境の課題のための専門知識と実践力を醸成し、管理栄養士や栄養教諭の資格取得をめざします。管理栄養士国家試験合格率は、過去5年間平均90.9%と高い水準を保っています。また企業や官公庁と連携した食育事業に取り組むことで「人間力」も育成。一人ひとりの人間の発達段階や栄養状態にあった栄養マネジメントをベースに幅広い領域で活躍できる「食」と「栄養」の専門家を育てます。
食の都・大阪ならではの企業と一緒に行う商品開発。百貨店とのコラボでは伝統食材をいかした「おせち」、食品メーカーとのコラボではつくりやすく栄養バランスのとれたメニュー開発など、社会とつながるアクティブな学びをしっかりカタチにしていきます。
近年、社会からより必要とされている「管理栄養士」。資格取得に向けた試験対策が1年次から行われます。数多くある実習との両立は、時にハードに感じられるかもしれませんが、習熟度別の学習指導や個別面談、直前対策といった万全のサポート体制のもとで苦手分野を克服し、合格をめざします。留学生に対しても徹底したサポートを行っています。
リエゾンキッチンサイエンススタジオは、AVシステムを備えリエゾン機能を持つ多目的活用のできる実習室です。調理学実習や臨床栄養学実習などの授業の他、地域社会と連携した教育支援、自治体や地元産業界との地域連携・社会貢献事業の実践の場として、学生らの社会人基礎力の形成につながっています。
ショッピングセンターで行う子ども向けの「食育推進キャンペーン」など、地域と連携した実践の場も豊富。学生のうちから地域の人々の健康を支える役割を担うことで、卒業後の活動イメージを明確にし、社会から必要とされる「食と栄養のプロ」をめざします。
ゼラチン大手の新田ゼラチン(株)とのコラボにより、「ゼラチン」や「アガー」の特性をいかしたレシピを開発し、ホームページで公開します。高齢者の栄養・水分補給や減塩、低エネルギー食、油を使わない泡ドレッシングの開発など、幅広い分野で学生の柔軟なアイデアをレシピにし提案しています。
レシピ創造プロジェクトの詳細管理栄養士としての仕事を実際の現場で研修します。管理栄養士として必要な知識、技能全般および専門職としての意識を体得します。保健所、病院および介護老人保健施設、特定給食施設において対象者の適切な栄養状態の評価・判定に基づいた栄養ケアプランの総合的マネジメントの方法を習得し、管理栄養士の理解を深めます。
キャンパス近隣のショッピングセンターで開かれる、子ども向けの食育イベントを企画・運営します。手づくり教材を使って、野菜の旬の季節や、規則正しく朝食をとることの大切さを紹介。地域の子どもたちに楽しく「食」への興味を深めてもらい、自分たちも食育に役立つノウハウを身につけます。
ハグミュージアム、大阪ガスクッキングスクール淀屋橋でクッキング教室を開催しました。大阪府内で生産されている身近な大阪産の食材を通して、その旬や産地について理解を深めるとともに健康的な食事を提案します。4回生がクッキングのサポートとプレゼンを行いました。「食品ロス」「骨粗鬆症」をテーマに取り上げ、社会問題を考えてもらうためにわかりやすくスライドをつくる工夫をしました。
2回生と3回生が中心となり、コンセプトつくりからメニューを開発し、企業へのプレゼン、パッケージやお品書きの考案と商品化までの数々のプロセスを経験。商品開発の現場で役立つ力を身につけます。
商品開発(研究・地域連携)学内だけでなく、近隣の専門学校の留学生も対象にしたプロジェクトです。「和菓子」を通して、日本の食文化を伝えるイベントを実施。子ども向けに限らない、食育の「多様性」にふれながら、地域でともに学ぶ留学生との交流もはかります。
大阪中央卸売市場や大阪ガスネットワーク(株)等での施設見学や食育への取り組みについての講義、調理実習などを体験し、「食」についての社会情勢を学び、管理栄養士としての食育の実践力を身につけます。
食品群についてそれぞれの化学的・物理的特性を学び、食品素材の持つ特性をいかした加工利用や保存の方法を習得します。市販されている加工食品を、適正に選択できる能力を培うことができます。
多くの医療専門職が連携して行う「在宅療養」での栄養ケアについて学びます。検査データの見方や栄養価計算といった「医療現場での管理栄養士」に必要な技術はもちろん、医療チーム内でのコミュニケーション力や情報発信力も身につけます。
基本的な調理操作、技術の習得をめざします。
地域の「食育推進キャンペーン」への参加を通し「課題を見つけて解決する力」を養います。
様々な実験・実習を行い、知識・技術だけでなく「意識」と「実践力」を伸ばします。
インターンシップへの参加に加え、管理栄養士の資格取得をめざして試験対策に力を入れます。